初音ミクDIVAFT No.75 夢堕ちなんて甘くない
つぎは"あなた"と手を差し伸べる
先日の追加楽曲をEX初見クリア
「劣等上等」
譜面がとても楽しいです。スライドの入りが自然なラップ部分は緑のあいつも真っ青な連打地獄でしたけれど。
「ブレス・ユア・ブレス」
ラストサビの同時押しで崩れましたが、パーフェクトは目前ですね。
さて、今日は「LOL -lots of laugh-」
スイートパンプキンさんが日常をほっぽり出して、夢の世界にご来場です。
ウサギさんに招かれて遊園地と甘いお菓子の世界に喜悦するスイートパンプキンさん。
ちなみにミクさんの髪色は青みがかった緑色、所謂ブルーグリーンですが、こちらは緑寄りです。前髪がほんの少し短めなのも特徴ですね。
ミクさーん!!!ーーー(=゚ω゚)ノシ))ーーーッ
ジェットコースターでは大はしゃぎ
お口を大きくみせる満面の笑みがたまらない。FTモデルならでは。
さいごの観覧車では花火をみながらお別れの時間......と思いきや、
浮かび上がるしゃぼんに包まれて......
なんということでしょう。
PVはじめに置かれていたテレビのなかへ入ったまま、終わりを迎えてしまいました。
さいごにわたしなりに楽曲について思うところを。
楽曲の背景はエンドケイプ氏より
1.表テーマである現実逃避
2.裏テーマである死後の世界
だそうです。
DIVAのPVでは表テーマを一貫していて、最後だけ裏テーマを暗喩した終え方になっていますね。
明るいテクノポップで遊び狂うミクさんにとんでもないオチがPVに仕掛けられていたのです。
一定のフレーズがずっと続いていたのも、まるで向こうの世界に閉じ込められているようにもみえませんか。
そして、気になるはピンクのウサギ。裏テーマとウサギの関係です。
結論から言うと
こちらの世界へ招いていたウサギはミクさんだったのはないかという考えです。
ウサギはPV冒頭で夢の世界へ招いたあとも、遊び狂うミクさんにずっと付き添ってくれています。
大したリアクションもなく、落ち着いた態度ですが、原曲PVではミクさんに甘いお菓子とともに平然と食されてしまいます。
そのためか、誘う言動(歌唱)が徐々にシンクロし、ウサギの着ぐるみを着たミクさんがちらちらと映りはじめます。
ここでわたしは確信しました。
彷徨う人間を、"勝手口"のない世界に呼び込んでいたのは、過去に彷徨っていた人間なんじゃないかと。
「夢堕ちであってほしかった」と気づけないまま楽園に閉じ込められる遊離状態がわたしなりの解釈ですかね。
身体的なテーマを直接捉えてはいませんが、そんなところです。
長くなりましたが、こうして今も個々の解釈を楽しめるほど奥が深い曲です。聞けば聞くほど魅力が沁み込んできますよ。(*^〇^*)