初音ミクDIVAFT No.103 第三次性徴期

心も体も今の私よりもっと大きくなってみせるよ

今日はDIVA2ndから40mP氏の「巨大少女」

モジュールは妄想ガール

はちゅね人形で遊んでいたところ、ミクさんが街中で巨大化するという魔訶不思議なPV。

巨大化しようと歌い続けることが歌姫の矜持。

軽やかなリズムで歌い踊ります。

まさに地ならし。

ちなみにねぎ焼きあります。PSPのときはわかりませんでした。(;^ω^)

 

街で歌うだけじゃまだまだ、もっと高くと望んでいたら宇宙まで進出しちゃったミクさん。

で、でかすぎる。

ここではミクさんの視点であろう、広大な宇宙を見渡せます。

歌詞だけを追っていくと、上を目指そうと大きくなりすぎて、自分をずっとみてくれていたあの子の姿さえみえないことを示してるんですよね。

もう少し踏み込むとすれば、サビで繰り返される第三次性徴期にあるように思春期の恋心を暗喩したアイデンティティのお話なんでしょうか。

今の等身大の自分より大きく見せたいと誰しも思いますからね。

照れ隠しのように直接的な表現は控えめに、抽象的に落とし込んでいるのもおもしろいなと思いました。

DIVA始めたての頃はコミカルなPVに思うくらいで歌詞を読むこともなかったんですが、今思うととても奥深い1曲です。

そんな哀愁を漂わせて、部屋で目を覚ます夢オチのような結末だったりします。

40mP氏の伸びやかなメロディーはさることながら、アウトロで「それだけ、それだけでいい」という詩的な言い回しが余韻に浸れてすきです。

今の私より大きくなりたい妄想の時間でした。