特に印象に残っているボカロ10選とも。
- Fire◎Flower / halyosy
- パズル / クワガタP
- ARiA / とくP
- 愛言葉 / DECO*27
- 星屑ユートピア / otetsu
- シリョクケンサ / 40mP
- ハウトゥー世界征服 / Neru
- ウミユリ海底譚 / n-buna
- Chaining Intention / Treow
- 愛されなくても君がいる / ピノキオピー
Fire◎Flower / halyosy
人生の途中が 線香花火だとしたら
一瞬でも ふたり照らす向日葵の様に
青春時代を思い起こされるレンくんの青春ロック。
記憶を何度辿ってもニコニコで初めて聞いたボカロだと思ってる。ミクさんでもルカさんでもないというね。
そして本家ではなくファンが作った手書きPVが初見だった。Cメロの回想シーンは必見。先日10年ぶりくらいに視聴したがやはりこのPVあってのFire◎Flowerだろう。
パズル / クワガタP
探そう僕と君の形を 例え同じ風景にいなくても
笑いあって寄り添った日々の 欠片抱いて眠るよ
2人を繋ぐ形を探せど哀しみだけが積もりゆく抒情詩的なロックバラード。冬に聴きたくなる。
楽曲イラストはりょーのさん。衣装デザインのパッチーワークとマステ絵がすごくすき。普段イラストなんて描かない自分でも画材が独特で楽しそうだからやってみようと思って今に至る。
ARiA / とくP
走り出すこの思い 宙は永遠 今手を伸ばす
君にあえるなら奇跡さえも 味方にして
当時ニコニコから発売されたベストアルバムから。そしてSPiCaを知るきっかけとなった1曲。
ミリオン曲が並ぶアルバムのなんと1曲目に収録され、CD再生後間髪入れず始まる前奏に引き込まれた。
同じ作曲者のSPiCaも勿論すきで、ARiAも時を経てミリオン到達。こちらもDIVAに収録を願いたい。
愛言葉 / DECO*27
今君が好きで てか君が好きで むしろ君が好きで
こんなバカな僕を君は好きで 愛してくれて。
こんな歌聴いて泣いてくれて ありがとう。
10年前。
「いいからやってみ?めっちゃかわいいんよ」
部活の遠征中、そう言われて知り合って間もない同級生が貸してくれたのがDIVA2nd。
こっそり持ってきたPSPを起動して遊んだのが「愛言葉」だった。他にも「カラフル×メロディ」や「初めての恋が終わる時」などこのとき知った。
うまく言葉で言い表せないがだいすきだ。
心地よくて柔らかくもまっすぐなメロディー、ボカロ特有の電子音に乗せる地に足ついた現実的な歌詞、胸いっぱいの感謝の気持ちでそれらをやさしく包んでくれる。
作曲者は今でも第一線で活躍されてて、尚且つ一定の方向性もあって安心して聴いていられる。この方のもつ普遍的な音楽的才能は素晴らしい。集大成ともいえる愛言葉Ⅲにも感銘を受けた。
同級生くん、貴方のおかげでDIVAが始まり、今も続いてるよ。
星屑ユートピア / otetsu
舞い踊る星屑描いたこの理想郷で
笑ってる 泣いている 生きている
言わずと知れた伝説のルカマスター、otetsu氏のルカさん処女作。
当時は巡音ルカって誰だろう?と聞いていたのだが、芯のある力強いメロディーに柔らかい声を届けるルカさんに自然と惹かれた。
わたしにとってのルカさんはotetsu氏の調声そのもの。
マジカルミライ2019では日替わりで歌ったようでわたしが行った日は選ばれなかった模様......それでも特別なひとときを過ごしたことに変わりはない。またいつの日か。
シリョクケンサ / 40mP
目に映るものだけを 信じることしかできない
僕も君も同じだ だからこそ今だけは
その心に焼き付けてよ 君が知らない僕を
前述のアルバムで40mP氏の曲を聞き、ニコニコを開くとランキングを席巻していた。そこでみつけたシリョクケンサが特にすきだ。
この曲はGUMIちゃん歌唱の原曲をはじめ、ご本人による歌唱やフルバンドで再レコーディングしたものもある。特に生演奏版はサビのトランペットがたまらない。
ハウトゥー世界征服 / Neru
死にたいとか そんな歌を歌って
またそれかと杭を打たれた
だけれども それ程の事しか
口から溢こぼれる言葉がどうしても見つからないや
選べなかった。どれも刺さるから。
だからこの曲が含まれたアルバム「世界征服」のおすすめという形で。
上記の曲は最終トラック、トリに相応しい爽やかなロックで霧を晴らせてくる......メロディーは。
というのも、アルバムは思春期に藻掻く日々のなか、生命の尊さと儚さを天秤にかけてリンレンが力強く訴えてくる曲で構成されている。
己のアイデンティティーに立ち止まったとき、あるいは大人になったあと、過去を想起させる意味でも聞いてみてはどうだろうか。
わたしは世界征服でひとつ終着点が見つかったようでこのあとボカロから離れていた。
ウミユリ海底譚 / n-buna
触れる跡が 夢の続きが始まらない
僕はまだ忘れないのに
光に届く 波に揺らめく 夜の奥
僕の心に 君が手を振っただけ
数年の空白、ボカロの扉を再度開いてくれたのはまたしても新しい友人だった。
DIVAも気づけばextend以降3作発売していたようで、DIVAXを触らせたもらったときにウミユリ海底譚を知った。リズミカルでステップを踏みたくなるような音楽が気持ちいい。
時々描いているボカロのマステ絵もウミユリ海底譚が初めて。
Chaining Intention / Treow
Sunlight 駆け出す時間の傍で眠らせて
奏でる低音が 包む 小さな春
With "if" ふたり 手繋いで リボンをするから
あなたの陽だまりと私、ここに居たいんだ
電子の歌姫が弾みだす心地よさにずっと酔いしれたい。
友人が勧めてくれたDIVAXHDのビューティメドレーに収録。もうずっと前の曲ながらDIVA収録は感慨深い。
ちなみにRe:form mixというセルフリミックスあり。ミクさんの生気たっぷりに満ちた声が堪能できる。VOCALOIDもひとつの音として組み込んでいるのが興味深い。
ほかにはオレジナルPによるルカさんのジャズアレンジもおすすめ。
愛されなくても君がいる / ピノキオピー
記憶に新しいマジカルミライ2020のテーマソング。
この曲で救われたって人たくさんいると思う。創作文化あっての初音ミクなんだなと改めて認識した。
ライブで夏祭りの法被を着たミクさんが歌った姿がずっと目に焼き付いている。ミクさんめっちゃかわいい。
ボカロが好きで良かったなと思える歌に生涯いくつ出会えるだろうか。
そんなことを思いながら今は分からなくとも、この歌は確かに1つ増やしてくれた。
以上がわたしのすきなボカロ10選です。
突発的に書いたのははてなブログ10周年のお題参加です。
ほかにもすきな曲たくさんあります。
それはマステ絵やDIVA日記に残していますし、これから残していきたいです。
歌詞引用