初音ミクDIVAFT No.32 PVのグラフィックス表現
ミクさんをみながら、光の表現が盛り込まれたPVを振り返りたい
コンピューターによるグラフィックス表現(CG)が格段に向上した今、3Dのミクさんたちはとても表情豊かで精彩に描かれています。
特にDLCで後々配信された楽曲は、DIVA初期の頃よりもエフェクトに力が入っています。
昔のPVにはなかったグラフィックスの表現を、今日は「shake it!」を初期モジュールでパシャリ。
表現がすごいなぁ、と単純に思った3つだけピックアップしてみました。
一つめはチンダル現象ともいえる塵がみえる表現。
照明により、キラキラとした空気中の微粒子が舞うところまでみえますね。ちなみに電飾パネルにみえる光輪のエフェクトも最近のPVでは特徴的です。
二つめはフレアとゴースト
両端にみえる横に延びた青い光がフレア、この演出が多い楽曲です。
画像中央、ステージ床に照明によるゴーストが薄く映えています。
三つめは被写界深度、いわゆるピンボケ
キャラクターをより強調させたいときにエフェクトがかかっていました。
写実的なリアリティがあるなかでも、光の表現が目立って進化を遂げているのがわかります。
ゲームの根本的なシステムとしては“操作に関与しないPV”にあたるとはいえ、贅沢なグラフィックス表現で楽曲追加されていくのは嬉しい限りですね。
そういえば、光の表現で思いついたGI処理(グローバルイルミネーション)はDIVAにはあるのでしょうか……。
DIVAと同じソフト会社では実用されていましたが、これからの技術の進歩に大いに期待しています。
また今年もライブで観たいです。