フルーツタルトとフォンダンショコラ
嗜好性の高いケーキとは、具体的にどんなケーキなのでしょうか
当然の如く「おいしさ」は重要ですね。
一口食べておいしいと感じるケーキを食べたいものですから。
他には 食べやすさ、つまり食感(テクスチャー)や 色 も大事です。
レシピ本にある 多くの食品写真。
ですが、読者には味の良しあしが伝わりません。
色合い や つや に注目してみると、カメラマンの撮影技術の高さがうかがえます。
さて、この日は 嗜好性の高いケーキをつくろう という題目で 2つのケーキを 班員と協力して つくりました。
タルト生地とカスタードをつくり、最後に フルーツを盛り付けてみました。
フルーツが どっさりと乗ってます。
隠れてはいますが、カスタードもたっぷり入っていますよ。
そして もうひとつが フォンダンショコラ。
使用した板チョコは、私の希望でブラックを混ぜ込みました。
内部には、トロリとしたチョコレートを含んでいるので 試食が楽しみです。
~試食会~
おしゃれなフルーツタルトだったのですが、上手くカットできずに、 タルトから滑り落ちるフルーツたち。
粉っぽさのあるタルトは固いので、割ろうとすると形が崩れやすいですね。
先にカットしてから、盛り付けた方が 見栄えが良くなったかもしれません。。
味に関しては、バターの風味とフルーツの酸味がよく合わさり とってもおいしいです。
フォンダンショコラは、残念なことに チョコレートが完全に固まっていました。
例えるなら、ガトーショコラでしょうか? ズッシリとした厚みがあります。 ブラックチョコレートを使用したためか、ほんのりと苦みも感じます。
実家では チーズケーキづくりを得意としている つむぎこ。 材料を混ぜて 焼くだけでは、おいしいケーキはつくれないことを学びました。 カスタードやフォンダンショコラのような、温度調整 や かくはん方法が決め手の お菓子の嗜好性を語るには、ほど遠い つむぎこですが、耳目に触れる よい経験でした。