フルーツタルトとフォンダンショコラ

嗜好性の高いケーキとは、具体的にどんなケーキなのでしょうか

当然の如く「おいしさ」は重要ですね。

一口食べておいしいと感じるケーキを食べたいものですから。

他には 食べやすさ、つまり食感(テクスチャー)や も大事です。

 

レシピ本にある 多くの食品写真。

ですが、読者には味の良しあしが伝わりません。

色合い や つや に注目してみると、カメラマンの撮影技術の高さがうかがえます。

さて、この日は 嗜好性の高いケーキをつくろう という題目で 2つのケーキを 班員と協力して つくりました。

まずはフルーツタルト。 DSC_0031.JPG

タルト生地とカスタードをつくり、最後に フルーツを盛り付けてみました。

フルーツが どっさりと乗ってます。

隠れてはいますが、カスタードもたっぷり入っていますよ。

そして もうひとつが フォンダンショコラDSC_0030.JPG

使用した板チョコは、私の希望でブラックを混ぜ込みました。

内部には、トロリとしたチョコレートを含んでいるので 試食が楽しみです。 DSC_0032.JPG

 

~試食会~

 

おしゃれなフルーツタルトだったのですが、上手くカットできずに、 タルトから滑り落ちるフルーツたち。

粉っぽさのあるタルトは固いので、割ろうとすると形が崩れやすいですね。

先にカットしてから、盛り付けた方が 見栄えが良くなったかもしれません。。

 

味に関しては、バターの風味とフルーツの酸味がよく合わさり とってもおいしいです。

フォンダンショコラは、残念なことに チョコレートが完全に固まっていました。

例えるなら、ガトーショコラでしょうか? ズッシリとした厚みがあります。 ブラックチョコレートを使用したためか、ほんのりと苦みも感じます。

実家では チーズケーキづくりを得意としている つむぎこ。 材料を混ぜて 焼くだけでは、おいしいケーキはつくれないことを学びました。 カスタードやフォンダンショコラのような、温度調整 や かくはん方法が決め手の お菓子の嗜好性を語るには、ほど遠い つむぎこですが、耳目に触れる よい経験でした。